2020.01.07
ヤスオ兄さんへ
【速達】セルビア正教会のクリスマスは1/7。Hristos se rodi!Vaistinu se rodi!
前にも言ったように、セルビア正教会のクリスマスは1/7だよ。今日がクリスマスだよ!メリークリスマスにあたる言葉の正解が分かりにくいけど、このサイトによると、Hristos se rodi!Vaistinu se rodi!らしい。日本だとクリスマス、お正月を終えて、七草がゆを食べる日だから、ギャップあるよね。
新暦と旧暦でクリスマスが違う
兄さんが前の手紙でクリスマスって12/25じゃないの?って言ってたけど、それはグレゴリオ暦(新暦)だから。セルビア正教会ではユリウス暦(旧暦)で1/7なんだって。ここらへん、全然分かんないから、とりあえずクリスマスの雰囲気をお伝えしときます。1/6や1/7はお休みするお店や時短営業するスーパーなども多いから、旅行で来るときは気を付けたほうがいいね。この写真はクリスマス前に撮ったものだよ。
ハート型のジンジャークッキーは、クロアチアの無形文化遺産の「リツィタル」に似ている。というか、見た目ほぼ一緒。昔は同じ国だったから、同じものだったとしても不思議ではない。
100均っぽいお店の中も、クリスマス一色!
セルビアのクリスマスの風習
クリスマスは1/7なんだけど、1/6(クリスマス・イヴ)の夜にオークの枝とバドゥニャク(Badnjak)を燃やすというのが、セルビアの古くからの風習なんだって。
セルビア正教会では、このバドゥニャクを燃やすらしいんだけど…。写真はないです、見に行けなかったから…。続きはYouTubeパターンだね!
今年あるか分かんないけど、前は聖サワ大聖堂(聖サヴァ大聖堂)は、イエス誕生のシーンのcrib(クリブ)で、クリスマス仕様になってた。
田舎では家長がオークの枝を切ってくるらしいんだけど、ベオグラードみたいな都会はバドゥニャクを買ってきて、セルビア正教会の焚き木で燃やすらしい。Whychristmas参照。このサイトの信ぴょう性は何ともだけど、世界のクリスマスが載ってるよ。日本はKFCのことが書かれてるみたいで、面白そう。あ、この前兄さんが送ってくれた手紙にいちごのショートケーキが好きってあったけど、それは日本独自のものらしいよ。不二家参照。ちょうどこのページいちごのショートケーキが載ってたから思い出した。
クリスマスが1/7なので、セルビアのお正月は1/14なんだって。不思議な感じだよね。
日本人は12/25にクリスマスをお祝いして、12/26には一気にお正月のディスプレイになって、大掃除をして、12/31に除夜の鐘をならして、1/1に初詣行くのは、他の国からすると「イベントたくさん!」ってなりそう。しかも、キリスト教、仏教、神道と、この短期間で複数の宗教の行事をやるから、不思議がられそうだよね。では、メリークリスマスならぬ、Hristos se rodi!
※情報は2020年1月現在
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